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更新日:2018年11月22日
昭和28年に会員相互の技術の向上と親睦、幼少年剣道普及発展に寄与することを目的に設立しました。
現在は、一般会員140名の他、9道場、中学校15校、高校7校、大学2校が加盟登録されています。
剣道は古来より日本人が培った最古の武道として、また、精神文化としても幅広い階層に重用されてきました。わが青森県も藩政期に於いては、津軽藩、八戸藩、盛岡藩、各支藩の藩主自らが「文武両道」を目指し、精神を主とした武道の実践を積極的に取り入れました。元来刀剣で相手を倒し身を守る格闘競技であった剣道が、各藩校に於いて人間形成の道を求める文武教育としての剣道が確立されました。
太平洋戦争終結後米軍施政のもとで禁止された剣道を蘇らせるべく強い信念を持つ同志達により、昭和26年締結の「サンフランシスコ講和条約」を契機に、昭和27年4月1日に青森市に於いて「青森県剣道協会」が設立されました。昭和27年10月に再建された「全日本剣道連盟」が推し進めた称号統一により、翌昭和28年に青森県剣道協会も称号変更し、青森県剣道連盟が誕生し、県連盟の主な役員は青森市在住であった為、いち早く青森県剣道連盟の支部組織として青森市剣道連盟も設立されました。(青森県剣道連盟HP・青森県剣道史より)
剣道教室・級位審査会(1級~3級)、飛龍杯争奪夏季剣道錬成大会(8月)、冬季剣道錬成大会(2月)の少年剣道2大会を主催する他、市民体育祭(武道祭)の開催、一般会員による青森県市町村対抗県民体育大会(平成29年度で10連覇を達成)、青函蘭対抗親善剣道大会への参加、昇段審査に向けての講習会、更には、年末年始の「稽古お納め」、「稽古初め」を実施し、幼少年から高齢者に至るまで幅広く活動できる機会を提供しています。
昭和30年代前半より青森市と函館市の剣友が、交流・親睦の意味で行う年1回の定期対抗戦を本市が担当して隔年で実施していたことがきっかけです。当初は高校・一般の勝ち抜き勝負であったと伺っています。(青森県剣道史より)
毎年秋季に青森市・函館市・室蘭市の一般剣士による、交流親善試合開催しております。
昭和28年に青森県剣道連盟が発足してから数年後、青森・函館両市による親善試合が行われていたようですが、室蘭市と交流のあった函館市の紹介により、昭和58年より室蘭剣士も加わり三市対抗戦となりました。一チーム15人戦(内女子2名)の団体戦で、剣道試合はもちろん、前日の合同稽古・懇親会も盛大に開催され、「交剣知愛」(こうけんちあい:剣を交えお互いを知る。愛は最高の礼)の精神を求めて交流を深めています。
私自身、大学卒業して以来より選手として参加させていただいておりますが、年に1回再開する剣友、先生方との稽古を楽しみにしております。試合は函館軍と室蘭軍との2試合だけですが、稽古は約1時間、様々なお相手と稽古ができます。
稽古で1本打たれて参った後の、懇親会の席での余興でのお返しや、試合で敗れて翌年のリベンジ等、楽しい思い出が数多くあります。
かつての本市連盟役員から青森軍は機動隊、刑務官、教員等剣道を専門に行っている選手が多かったことから、「勝負は勝って当たり前、選手の選考の基準は、一に酒が飲める事。二に芸達者である事。三に剣道が出来る事。」と言われたエピソードがありました。
かつて、高校生も対抗戦に参加していたと伺っておりました。夏に主催している飛龍杯争奪夏季剣道大会では、函館市の小学生・中学生の剣士が多数参加頂いております。
現在、青函交流戦は一般剣士に限られていますが、年齢や性別に関係なく、幼少年から大人まで幅広い層が参加して、盛大に開催できることを願っています。また、青函両市の剣士が参加できる稽古会や合宿等、多くの相手と稽古や試合も行ってみたいと考えています。
今後は、親善試合を広く市民の方々へ周知して、応援、見て頂けるよう広報活動にも力を入れていきたいです。
学生は市内にある九つの道場、中学生、高校生は部活動等での団体登録。大学生は個人登録となります。(小学生は無料、中学校1校1,000円、高校1校2,000円、大学生1人1,000円)
一般会員は、個人登録で青森市剣道連盟事務局(〒030-0943 青森市幸畑2丁目3-1 青森大学内 電話:017-764-4351 ファックス:017-764-4352)までご連絡ください。年会費は5,000円になります。
会員登録する事により、青森県剣道連盟が主催する大会、講習会への参加および、昇段審査の受審が可能となります。
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