ホーム > 市政情報 > 情報公開 > 附属機関の会議概要 > 青森市教育支援委員会 > 青森市教育支援委員会 議事録 > 平成30年度第1回青森市就学指導委員会会議録
ここから本文です。
更新日:2018年8月1日
平成30年6月25日(月曜日)午後2時
青森市教育研修センター 4階第2研修室
平成30年6月25日(月曜日)午後4時15分
佐藤 康子 福田 陽 堀内 雅之 島野 絵理子 梅村 博之
奈良 親芳 赤坂 裕子 鎌田 仁 粕谷 秀明 佐藤 明彦
會田 久美子 相馬 純子 奈良岡 守 木村 浩哉 八木橋 房代
以上15名
武田 哲 山田 憲子 藤田 猛志 石岡 篤実
以上4名
指導課長 須藤 隆文
就学指導室長 渡邊 諭
就学指導室 指導主事 山下 征子
就学検査員 五戸 とし子 熊谷 久子 小枝 法子 橘川 曜子
研修チーム 主査兼指導主事 荒谷 俊治
育成チーム 主事 太田 詔子
以上8名
なし
(1)教育委員会事務局指導課長あいさつ
(2)経過報告
(3)審議
【渡邊室長】
皆様、本日はお忙しい中お集まり頂きまして、誠にありがとうございます。
私、本日司会を務めさせていただきます、指導課副参事兼就学指就学指導室長の渡邊諭でございます。よろしくお願いいたします。それでは、定刻となりましたので、只今から「平成30年度第1回青森市就学指導委員会」を開催いたします。
【渡邊室長】
まずはじめに、教育委員会事務局指導課長須藤より挨拶がございます。
須藤課長お願いいたします。
【須藤課長】
就学指導委員の皆様には、平素より本市の教育行政運営につきまして格別の御指導・御協力を賜り、この場をお借りし厚くお礼申し上げます。
昨年度末から今年度の初めにかけ、委員の皆様のうち5名が退職し、また長年にわたって本委員会に貢献されてこられた青い森病院院長の平野先生、そして青森慈恵会病院の冨永先生が辞任されるなど、併せて7名の皆様が交代となりました。委員の皆様におかれましては、今年度より新たなメンバーで、子どもたちの明るい未来のために、一年間お力添えをいただければと思っております。
さて、昨年度のA票の申し込みは、前年度より25名増加し248件あり、そのうちの240件の審議をしていただきました。とりわけ、幼児の申し込みが増加し、全体の約4割を占めておりました。徐々に社会的にも障がい認知が進み、早い段階から障がいに気づき、相談や学校見学などをする保護者が増えてきていると思われます。
また現場では、それぞれの障がい特性に合った適切な支援や指導方法が本や研修会等でたくさん紹介されるようになり、通常学級の先生方や幼稚園、保育園等の先生方の中にも積極的に勉強される方が増えてきました。
しかし、先生方の中には、障がい名にとらわれすぎて、障がいに対応する支援や指導方法を実践してもうまくいかなければ、それは子どもに問題があり、指導に乗らない大変手のかかる子どもであるという見方をしてしまうことがあるのではないかと推察されます。一般的な障がい特性から支援や指導方法を見つけ出すこともあるかと思いますが、目の前の子どもをよく見て、その子の言動の背景を探り、どう支援・指導したらこの子は伸びるだろうか、どのような教材を準備したらこの子は笑顔になるだろうかなどと、子ども一人一人を的確に見取る中での試行錯誤をすることを忘れてはいけないと思います。いま一度、目の前にいる子どもをどう理解し、どう支えていくかという視点を大切にしながら、どんな子どもであっても、その子なりの成長と発達を信じたいと思います。
就学指導室では、このような現状を踏まえ、一昨年度から、保護者の了解の下、答申を不同意して通常学級を選択した子どもたちの学校に出向き、子どもたちの特性や支援方法などを助言する教育支援訪問を実施いたしました。子どもたちの特性や困難さが正しく理解され、そしてその困難さに合わせ、学校の支援体制が充実し強化されることを願い、今年度も引き続き行う予定にしております。
また保護者との就学相談においても、必要に応じて回数を重ね、合意形成を図ってきたつもりでございます。答申結果を基に就学先の決定に向け、保護者お一人お一人の思いに寄り添いながら話し合いができたか、その都度省みながら今年度も就学相談を丁寧に行っていきたいと思っております。
それでは、すべての子どもの可能性を最大限に伸ばし、可能な限り積極的に社会参加・自立する人間に育つことを願いながら、委員の皆様それぞれのお立場から、御指導、御鞭撻をいただきたいと思っております。この後の御審議、よろしくお願い申し上げます。
【渡邊室長】
それでは、赤坂委員長に以後の進行をお願いいたします。
【赤坂委員長】
では、次第に則り、進めさせて頂きます。
まずは、経過報告と審議内容一覧について、事務局より説明願います。
【山下】
経過報告の前に、資料3について簡単に説明させていただきます。教育支援に関する調査票、いわゆるA票と申しますが、これは主に保護者が記入の上、提出する申し込みとなっております。次は専門検査記録票いわゆるB票、そして次が医学的検査記録のC票、そして答申書の様式になっております。ご確認ください。
次に、お手元の資料4を御覧下さい。今年度、これまでの経過をご報告いたします。4月3日には関係所属長へA票を発送し、受付は随時行っております。4月18日には小中学校の特別支援教育コーディネーターを対象とした就学指導に関する説明研修会を行いました。4月19日には保護者、学校関係者、幼稚園、保育園、認定子ども園の関係者、障害者福祉施設関係者等の希望者を対象に、就学指導に関する説明会を行いました。今年度は74名の参加がございました。4月19日からA票審査を随時行い、専門検査と医学的検査の日時を発送したのち、4月25日から専門検査を随時行っております。そして5月14日からはB票審査を随時行い、5月21日から医学的検査を行っております。その後、6月19日からC票検査を随時行い、事務局案を作成して本日、第1回就学指導委員会となっております。
次に、審議内容一覧について説明させていただきます。お手元の資料5をご覧下さい。
今回の審議対象者は23名となっております。事務局案としては、知的障害特別支援学級が5名、自閉症情緒障害特別支援学級が10名、言語障害通級指導教室が1名、LD・ADHD通級指導教室が1名、知的障がいを対象とする特別支援学校が6名となっております。
【赤坂委員長】
続いて、通級指導教室の退級児童生徒について、説明をお願いします。
【山下】
それでは、平成29年度に通級指導教室を退級した児童生徒についてご報告いたします。資料6-1、2をご覧ください。
昨年度、言語障害通級指導教室を退級した児童は21名、LD・ADHD通級指導教室を退級した児童・生徒は12名となっております。以上、ご報告させていただきます。
【赤坂委員長】
それでは、審議に移ります。
※以下、青森市情報公開条例(平成17年青森市条例第26号)第7条に規定する非開示情報に該当するため、非公開とする。
【赤坂委員長】
これで、本日予定しておりました23名の審議が終わりました。皆さん、御協力ありがとうございました。
【渡邊室長】
本日は、御協力誠にありがとうございました。
ここで、就学指導委員会全体に対してのご意見等ございましたら、伺いたいと思います。
就学指導委員の方々、何か御意見等ございませんか。
ここで委員の皆様にご報告がございます。
これまで、「青森市就学指導委員会」として運営してまいりましたが、今年度8月1日より、委員の皆様の任期の更新に合わせて、「青森市教育支援委員会」と名称を変更することになりましたことをご報告いたします。
【渡邊室長】
では続きまして事務局を代表して、青森市教育委員会事務局指導課長より、皆様にお礼申し上げます。
【須藤課長】
今回は23名の審議でしたが、6月20日現在、すでに126名の申し込みがあり、この後の審議を待っている子どもたちは、昨年度を上回る勢いです。
特別な教育的支援を必要とする子どもたちへの支援や指導方法は、子ども一人一人の特性に合わせて、今後ますます多様化すると思われます。先程御報告させていただきましたように、次回から「就学指導委員会」の名称を「教育支援委員会」と改め、本人・保護者の思いを最大限尊重し、適切な就学先決定に向けた相談や助言ができるよう、より一層充実させていきたいと考えております。
今後とも委員の皆様方から、御指導、御鞭撻をいただきたいと思っておりますので、本市の就学指導にお力添え賜りますよう、お願い申し上げ、閉会の挨拶に替えさせていただきます。
【渡邊室長】
最後に、本日使用した資料は、個人情報が含まれておりますことから、【資料6-1】【資料6-2】【資料6-3】の審議案件につきましては、お持ち帰りいただきませんよう、お願いいたします。
次回の就学指導委員会は8月21日(火曜日)に教育支援委員会と名称も新たにして開催することを予定しておりますので、御出席していただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
これをもちまして、第1回青森市就学指導委員会を終了いたします。皆さん、本日はありがとうございました。
問合せ
より良いウェブサイトにするために皆さんのご意見をお聞かせください。
Copyright © Aomori City All Rights Resereved.