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ホーム > 市政情報 > 情報公開 > 附属機関の会議概要 > 青森市教育支援委員会 > 青森市教育支援委員会 議事録 > 令和元年度第1回青森市教育支援委員会議議事録

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更新日:2019年8月2日

令和元年度第1回青森市教育支援委員会議議事録

開催年月日

 令和元年6月25日(火曜日)

開催場所

 青森市教育研修センター 4階第2研修室

閉会年月日

 令和元年6月25日(火曜日)

出席した委員の氏名

佐藤 康子 會田久美子 堀内 雅之 山田 憲子 中村 詔子
奈良岡 守 木村 浩哉 梅村 博之 島野絵理子 赤坂 裕子 
粕谷 秀明 八木橋房代 鎌田 仁 石岡 篤実 佐藤 明彦
以上15名

欠席した委員の氏名

青木 恵 網塚 貴介 武田 哲 藤田 猛志 相馬 純子 
以上5名

会議に従事した事務職員の職・氏名

指導課長 須藤 隆文
教育支援室長 原子 雄治
教育支援室 指導主事 山下 征子
指導チーム 指導主事 佐藤 研
育成チーム 主事 太田 詔子
教育支援専門相談員 五戸 とし子 小枝 法子 橘川 曜子 戸舘 純子
以上9名

委員、事務局以外の出席者

なし

議事の概要

(1)教育委員会事務局指導課長あいさつ
(2)委員紹介
(3)教育支援委員会の取組について
(4)審議


【原子室長】
 皆さん、本日はお忙しい中お集まり頂きまして、誠にありがとうございます。
 私、本日司会を務めさせていただきます、指導課副参事兼教育支援室長の原子雄治です。よろしくお願いいたします。
 それでは、定刻となりましたので、只今から「令和元年度第1回青森市教育支援委員会」を開催いたします。

【原子室長】
 まずはじめに、教育委員会事務局指導課長須藤隆文より挨拶がございます。須藤課長お願いいたします。

【須藤課長】
 指導課長の須藤でございます。2年目を迎えました。今年度もまた、委員の皆さんのお力をお借りして、教育支援委員会を進めてまいりたいと思います。
 昨年度はA票の件数ばかりお話していたような記憶がございますが、A票の件数の多い少ないに関係なく、子どもや学校のニーズに合わせてきちんと対応していくことが大事であります。事務局といたしましても、積極的に働きかけていき、個別の指導計画等に反映させ、日々の実践につながるよう支援していきたいと考えます。
 昨年度は、教育支援委員会と名称を変更いたしましたが、中身はどこが変わったのかと言われぬよう、わずかながらでも一歩一歩進んでいきたいと考えておりますので、今年度も御理解、御協力の程、よろしくお願いいたします。

【原子室長】
 続きまして、委員の紹介をいたします。
昨年度に引き続きお願いしております委員の皆さんからご紹介いたします。
・ 青森明の星短期大学元教授 佐藤 康子 様
・ 東青地域県民局地域健康福祉部こども相談総室心理判定課長 山田 憲子 様
・ 青森県立青森第一養護学校 校長 奈良岡 守 様
・ 青森県立青森若葉養護学校 校長 木村 浩哉 様
・ 青森県立青森第二養護学校 校長 梅村 博之 様
・ 青森県立浪岡養護学校 校長 島野 絵理子 様
・ 青森市立浪打小学校 校長 赤坂 裕子 様
・ 青森市立長島小学校 校長 粕谷 秀明 様
・ 青森市立古川小学校 校長 八木橋 房代 様
・ 青森市立浜田小学校 校長 鎌田 仁 様 
・ 青森市立浪打中学校 校長 佐藤 明彦 様
・ 青森市立浦町中学校 校長 石岡 篤実 様
次に、今年度より新しく委員になられました方をご紹介いたします。
・ 青森県立盲学校 校長 中村 紹子 様
 よろしくお願いいたします。
なお、
・ あいだクリニック院長 會田 久美子 様と
・ 青森県立つくしが丘病院院長 堀内 雅之 様は、
後程、遅れて出席されます。
以上、本日は15名の委員の出席となっております。
 その他、
・ 青森県立中央病院 総合周産期母子医療センター成育課部長 網塚 貴介 様
・ 青森県立あすなろ療育福祉センター 診療部長 青木 恵 様
・ 芙蓉会病院 部長 武田 哲 様
・ ふじた耳鼻咽喉科クリニック 院長 藤田 猛志 様
・ 青森県立青森聾学校 校長 相馬 純子 様 は、
本日、所用の為、欠席されておりますことを御報告申し上げます。

【原子室長】
 次に、本日出席しております、事務局員を紹介いたします。
教育委員会事務局
・指導課長 須藤 隆文
・指導課教育支援室 主査兼指導主事 山下 征子
・教育支援専門相談員 五戸 とし子、小枝 法子、橘川 曜子、戸舘 純子
・研修チーム主査兼指導主事 佐藤 研
・育成チーム主事 太田 詔子
・改めまして、教育支援室長 原子 雄治でございます。
以上、よろしくお願いいたします。

【原子室長】
 それではここで、委員長、副委員長を改めてご紹介いたします
・委員長は、浪打小学校 校長 赤坂 裕子 委員
・副委員長は、浪打中学校 校長 佐藤 明彦 委員に
今年度もお願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。

【原子室長】
 次に、昨年8月1日より名称が変更になっておりました教育支援委員会ですが、ここで改めて教育支援委員会の業務について、ご説明いたします。
 では、事務局お願いします。

【山下】
 別添資料1をご覧ください。
共生社会の形成に向けたインクルーシブ教育システムの構築のため、平成25年9月に学校教育法施行令の改正により、従来の就学先決定の仕組みが改められました。本市においても、この改正の趣旨を踏まえ、総合的な観点から就学先の決定に向けた審議・助言をしてきておりますが、昨年度、教育支援委員会条例の一部改正を行い、これまでの取組を明文化し、早期からの一貫した教育相談や支援を行うとともに、就学先決定時のみならず、その後の一貫した支援についても充実を図っていくよう努めて参りました。
 具体的な取組といたしましては、
①障がいのある子どもの状態を早期から把握する観点から、本市の教育相談室や生徒指導を担当する育成チーム、県総合学校教育センターとの情報交換、子どもの育ちに関係する機関である本市の福祉部子育て支援課、保健部健康づくり推進課との連携を行っております。
②就学移行期における情報提供として、4月には、保護者や関係施設等の担当者を対象に、教育支援に関する説明会を開催して情報提供を行い、説明会終了後には、その場で就学相談も行っております。 
③就学先の学校へ適切な情報提供としましては、次年度の学校体制を考える時期の2月~3月頃に、教育支援訪問を行っています。答申を不同意した子どもの進学する学校や、特別支援学級を新規開設することになった学校へ助言をしております。ちなみに昨年度は、23校、37名に関して教育支援訪問を行いました。
④子どもの変容や環境の変化による「学びの場」の変更については、4月の教育支援に関する説明会で説明するとともに、小・中学校はもとより、幼稚園・保育園・こども園等に教育相談の案内チラシを配付し、教育支援室や教育相談室の利用ができることを周知しています。その資料が、別添資料の最後に綴じております。
⑤個別の教育支援計画の作成に向けた助言については、2月~3月に行っている教育支援訪問の中で、適切な支援方法や備品や教室環境等についても助言をしております。
 今後は、教育支援計画作成に関わる助言をする対象を段階的に拡大していく予定です。
 今年度は、A票及び専門検査の面談から、適切な支援について悩んでいるケースについて、教育支援訪問や就学相談を行い、積極的に働きかけをしたいと思います。

 別添資料2をご覧ください。
 教育支援に関する調査票であるA票、専門検査の記録票であるB票、医学的検査の
記録票であるC票、答申書のそれぞれの様式です。
 A票は、保護者の希望を書く欄を記入しやすく変更しています。

【原子室長】
 今の説明について、ご意見、ご質問はございますか。
【原子室長】
 この後、お気づきの点などございましたら、審議終了後にうかがいますので、その
時にお願いいたします。
それでは、審議を赤坂委員長にお願いしたいと思います。

【赤坂委員長】
 浪打小学校の赤坂でございます。今年度もよろしくお願いします。
では、次第に則り、進めさせて頂きます。
 まずは、経過報告と審議内容一覧について、事務局より説明願います。

【山下】
  経過報告をさせていただきます。 お手元の資料3を御覧ください。
4月5日、A票を関係所属長宛に発送し、随時、A表の受付、就学相談を行いました。4月12日、全小・中学校のコーディネーターを対象に、また、16日には、保護者、幼稚園、保育園等の関係者を対象に、教育支援に関する説明会を行いました。16日にはA票審査を行い、4月22日からは専門検査を実施しております。
また、5月7日にはB票審査、5月17日には医学的検査を実施し、6月3日にC票審査を行い、事務局案を作成いたしました。そして、本日6月25日、第1回教育支援委員会を開催しております。
審議内容一覧について説明させていただきます。
 お手元の資料4をご覧ください。 今回の審議対象者は38名となっております。
事務局案としては、知的障がい特別支援学級7名、自閉症・情緒障がい特別支援学級15名、難聴特別支援学級1名、言語通級指導教室2名、LD・ADHD通級指導教室1名、肢体不自由を対象とする特別支援学校2名、知的障がいを対象とする特別支援学校9名、通常学級1名です。

【赤坂委員長】
 続いて、通級指導教室の退級児童生徒について、説明をお願いします。

【山下】
 資料5-1、2をご覧ください。
 平成30年度に通級指導教室を退級した児童生徒名簿です。
言語通級29名、LD・ADHD通級23名が障がいの改善、あるいは卒業等により退級いたしました。以上、ご報告いたします。

 資料5-3をご覧ください。
 この審議一覧は、A票を受理してから、事務局において保護者の主訴を確認した後、A票審査、B票審査、C票審査を行い、子どもの障がいの状態を絞り込んできている過程を簡略化して示したものです。教育支援委員会の審議がよりスムーズに進むよう配慮した資料ですので、この後の審議にご活用いただければと思います。

【赤坂委員長】
 それでは、審議に移ります。

【原子室長】
 では、赤坂委員長に進行をお願いしたいと思います。よろしくお願いします。

【赤坂委員長】
 こんにちは、赤坂です。今年度もよろしくお願いします。

【赤坂委員長】
 それでは、審議に移ります。

 以下、青森市情報公開条例(平成17年青森市条例第26号)第7条に規定する非開示情報に該当するため、非公開とする。
【赤坂委員長】
 これで、本日予定しておりました38名の審議が終わりました。皆さん、御協力ありがとうございました。

【原子室長】
 本日は、御協力誠にありがとうございました。
ここで、教育支援委員会全体に対してのご意見等ございましたら、うかがいたいと思います。
 教育支援委員会委員の方々、何か御意見等ございませんか。

【赤坂委員長】
 来年度就学するお子さんたちに、委員会の方でもお話してくれてはいると思うのですが、必ず入学予定の学校や特別支援学校などに、一度、相談や見学をしてほしいということを伝えていただきたいと思います。その後に、委員会の方と相談をし、学校を決めてもらえればいいなと、私は小学校の立場で思っております。入学することが11月の就学時検診の時にわかったりすればまだいいのですが、もっと後になってから学区外から予定していなかったお子さんが入ってきてみたり、また答申を不承認して、通常学級に入ってくるお子さんがいたりします。保護者からの相談もなく、学務課からの通知でわかるケースがあるので、就学先を決定する前に入学を考えている学校に相談に行くよう保護者に勧めていただければと思います。

【原子室長】
 ご意見、ありがとうございます。

【原子室長】
 では最後に事務局を代表して、青森市教育委員会事務局指導課長より、皆さんにお礼申し上げます。

【須藤課長】
 本日は長い時間に渡りまして38人のお子さんの審議、本当にありがとうございます。今の委員長の方からもありましたとおり、幼児が20名、小学生が14人、中学生が4人、合計38名の審議でした。余談になりますが、以前私も小学校の現場で仕事をしていましたので、わが子に遅れを感じている保護者の話を聞いたことがあります。いまだに頭を離れないのは、いつの日か、もしかしたら、次の日になると、自分の子どもは他の周りの子と同じような早さで作業ができたり、早く走れたり、理解も進んだりする、そんな日が来ることを何の根拠もなく期待している。それが、小学校段階の保護者の素直な気持ちなんです、とういうようなお話を聞いたことがあります。私たちはこういう仕事をしていると、できるだけ早く障がい認知を進めて、その子の教育的なニーズに応じた支援または、指導を続けることが重要なんだ、という認識は当然正しく思っているわけです。けれども案外保護者の方は、わが子のそういった部分については、複雑な思いというものを小学校の低学年、中学年くらいまでのうちは持ち続けているものなんだということを私は忘れることができません。このような保護者の気持ちにも配慮しながら、特別な教育的ニーズに応じた指導や支援を考えていかなければいけないので、幼児は幼児、小学校は小学校、中学校は中学校、それぞれの段階に応じた関わりというのは、理論とは別の感情に寄り添う必要があると思います。
 そういう意味では現場の先生方は非常に気を配って、がんばってくれていることを学校訪問をするたびにひしひしと感じています。冒頭私が申しましたとおり、ここではその結果だけを学校に報告するだけでなく、今後、春までにどんなことに配慮すればいいのかとか、支援の具体的な内容について、いくつか提案できればいいのかなと考えています。今回、山下の方から一人一人の子どもについて、説明をさせていただいた時に、合意的配慮の方向性を付け加えて説明をさせていただきました。これらについて学校の方にも、または幼稚園の方にも、伝えていければと考えております。いずれにしましても今年度、これまでの経験を踏まえて、子どもたち、そして学校、保護者の方々に有益な情報を与え、具体的な支援の方向にも力を出せるようにがんばりたいと思いますので、今後ともよろしくお願いします。本日は長い時間ありがとうございました。次回もまたよろしくお願いします。

【原子室長】
 次回の教育支援委員会は臨時会を予定しており、8月20日(火曜日)となっております。お忙しい時期とは存じますが、御出席していただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

 これをもちまして、第1回青森市教育支援委員会を終了いたします。皆さん、本日はありがとうございました。

 

問合せ

所属課室:青森市教育委員会事務局指導課   担当者名:青森市教育研修センター教育支援室

青森市新町一丁目3-7 駅前庁舎3階

電話番号:017-765-1507

ファックス番号:017-744-5772

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